koshiromのメモ

ニュースを見て考えたことのメモ

2020-01-01から1年間の記事一覧

主権者教育が進まない要因

以前の記事で、日本の主権者教育は高い目標を掲げていたこと、にもかかわらずその目標はまったく達成されていないことを書いた。 goover.hateblo.jp 主権者教育が進まない要因は66年前に成立した教育二法にあった その後、様々な文献を調べているうちに、日…

投票率を上げる方法

前の記事で日本の主権者教育が素晴らしい目標を持って行われていること、それなのに現状はその目標がまったく達成できていないことを書いた。 goover.hateblo.jp 今回は、主権者教育の欠如によって起きている問題の一つである「投票率の低さ」にフォーカスを…

日本の主権者教育の理想と現実

前回の記事で、日本人の政治への関心が低い理由の一つとして「シティズンシップ教育」、日本でいう「主権者教育」が遅れていることを挙げた。 goover.hateblo.jp この記事を書くために日本での取り組みも調べたところ、日本の教育課程の基準として文部科学省…

日本人の政治への関心が低い二つの理由

日本人は政治への関心が低い。内閣府が実施した、各国の13 ~29 歳を対象とした意識調査では、政治に「関心がある」(「非常に関心がある」と「どちらかといえば関心がある」の合計)と答えた割合は43.5%だった。7か国比較で見ると「関心がある」と答えた…

未だに安倍政権の支持率がこれほどある理由

安倍内閣の支持率が過去最低の水準に下がっているらしい。 www.jiji.com 内閣支持37%、不支持は最高54%…読売世論調査 : 世論調査 : 選挙・世論調査 : 読売新聞オンライン 安倍内閣「支持する」34% 第2次政権発足以降 最低の水準に | 選挙 | NHKニュー…

「投票」が最強の家計防衛術である理由(2)

前回は、選挙で「庶民の生活を守るためにお金を使う政党」に投票して政権を変えることは、簡単で効果が高い家計防衛術であるということ、そしてなぜ政権を変えることが生活防衛術になるのか?について書いた。 goover.hateblo.jp 今回は、現在生活が苦しいと…

「投票」が最強の家計防衛術である理由

先週、「政府が景気の後退局面に入ったことを認定する方向で検討している」という記事を取り上げた。 goover.hateblo.jp その後、正式に「2018年11月から景気後退局面に入っていた」と認定されたようだ。いくつかのメディアが淡々と伝えている。 www.tokyo-n…

「間違ってました」で済ませてはいけない問題

「政府が2012年12月から続いた景気拡大期間が18年10月に終わり、景気後退局面に入ったと認定する方向で検討している」という記事を読んだ。 www.47news.jp これまで統計データを改ざんしたり、算出方法を都合よく変更したりしてまでよく見せようとしていた現…

「知られない」ことで保たれる権力と五輪、それを支える報道機関

前回、朝日新聞デジタルの「五輪中止なら…森会長「誰が弁償?費用は倍とか3倍に」」というニュースを批判する記事を書いた。 「費用は倍とか3倍」というのは根拠のない森氏の「たとえ話」に過ぎないのに、タイトルだけを見た人に「五輪を中止すると費用が倍…

タイトル詐欺?デマ?森氏「倍とか3倍」発言を伝える朝日の記事

「え!?中止したらそんなに費用がかかるものなの?」 朝日新聞デジタルの「五輪中止なら…森会長「誰が弁償?費用は倍とか3倍に」」というニュースのタイトルを見て、初めにそう思った。 五輪中止なら…森会長「誰が弁償?費用は倍とか3倍に」 - 東京オリンピ…